オレフィン系熱可塑性エラストマー
テファブロック™ TPO / Tefabloc™ TPO

ABOUT

オレフィン系樹脂にゴムやフィラーを添加し、オレフィン系樹脂単体では得られない柔軟性や耐衝撃性を付与した
中・高硬度領域の非架橋オレフィン系熱可塑性エラストマーです。

※2017年4月より「サーモラン™」の中・高硬度グレードは、「テファブロック™」へ製品名称を変更致しました。

※TPOとはオレフィン系エラストマー成分を含有する混合物を指します。

※本製品の包装袋、納入仕様書、SDS等に於ける製品名称は、「テファブロック™」となります。

FEAUTURE

テファブロック™ TPOの特徴

  • ■ゴムとポリプロピレンの間に位置する中・高硬度領域のエラストマーです。
    • デュロ硬度D28~46、曲げ弾性率110~440MPa
  • ■低温衝撃性に優れます。
  • ■耐候性、耐熱性、耐オゾン性に優れております
  • ■成形加工が容易です
    • ー汎用の押出、射出成型機にて成形可能
    • ースプルー、ランナーのリサイクル可能
    • ーPEベースのマスターバッチによる着色可能
  • ■オレフィン系樹脂との熱融着が可能です。

テファブロック™ TPO

項目

測定方法

単位

Z104B

5800B

5850N

215B

TT744N

Z101N

5013

MFR
(230℃,21.2N)

ISO 1133
参考

g/10min

37

14

15

24

27

15

0.8

密度

ISO 1183
参考

g/cm3

0.90 

0.89 

0.89 

0.89 

0.89 

0.88 

0.88 

曲げ弾性率

ISO 178
参考

MPa

280

290

300

440

440

110

320

曲げ強さ

MPa

8

9

9

12

13

4

9

デュロD硬度(15秒後)

ISO 868
参考

38

39

40

46

46

28

41

成形収縮率 MD方向

三菱ケミカル法
2mmt

%

1.3

1.5

1.5

1.3

1.5

1.5

-

成形収縮率 TD方向

1.3

1.4

1.4

1.2

1.4

1.3

-

引張り試験

引張降伏応力

ISO 527 参考
1A試験片,
試験速度
50 mm/min

MPa

7

9

9

11

11

4

9

引張り破壊応力

9

17

16

17

15

8

14

破壊時呼びひずみ

%

500

550

500

630

570

500

540

アイゾット衝撃強さ(-30℃)

ISO 180
参考

KJ/m2

68

63

62

23

6

-

85

※上記数値は代表値であり、保証値ではありません。
※本製品の包装袋、納品書、SDS等に於ける製品名称は、「テファブロック™」となります。

Issued:Jul.2024

CASE

用途例

オートシール材

電材用軟質フィルム

コントロールケーブル

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